大手キャリア新プラン徹底比較（ahamo, povo, LINEMO, Rakuten UN-LIMIT VI）

先日KDDIより新プラン「povo」が発表され、大手キャリア3社（＋楽天モバイル）からプランが出揃いました。このタイミングで各社の新プランのサービスについて徹底的に比較します。

1月29日（金）14:30開始の楽天モバイルプレスカンファレンスによって、楽天モバイルの新料金「UN-LIMIT VI」が発表されました。（1/29/2021 15:00更新）

2月18日（木）、SoftBankが「SoftBank on LINE（仮）」を新たに「LINEMO」として、3月17日よりサービス開始することを発表いたしました。（2/18/2021 16:20更新）

2月25日（木）、KDDIが「povo」を3月23日から提供すると発表しました。また2021年夏までの契約に対して、ファミリーアカウントとしてカウントすることが明言されました。（2/25/2021 18:00更新）

本日3月1日（月）、 NTT DOCOMOがahamoの料金プランを2,970円（税込）に改訂することを発表しました。（3/1/2021 11:00更新）

1. 各キャリア比較

2. 総評

５分間の定額通話料を込みの場合各キャリアとも月額3,278円で横並びの状態です。
しかし、通話を全てLINEなどのアプリを使用する場合、またはタブレット端末など通話をしない端末で使用する場合はpovoの月額2,728円が最安値になります。Rakuten UN-LIMIT VIの登場により、データ使用量が少ない方はRakutenが最安値です。

LINEMOの発表で、５分間の定額通話が分離されることが発表されたため、月額2,728円からとなります。（2/18/2021 16:20更新）

povoは、24時間限定で220円でデータ使い放題など、使用環境によってその都度個別に契約内容をトッピングできる点が大きなメリットになります。

楽天モバイルは1GBまで無料、1-3GBで980円、3GB-20GBで1,980円、それ以降では無制限で2,980円となります。2021年1月14日現在1年間利用料無料（契約手数料、契約解除料、MNP転出料など全て無料）にて使えます。
また、順次サービスエリアの拡大を行なっており、サービスエリア内での使用でデータ無制限が大きな強みとなります。2021年夏までに人口カバー率96%に達成、また2023年には衛星からの電波を飛ばし、どこでも繋がるスペースモバイルというプロジェクトを発表しています。

ahamoは、docomo回線でありサービスエリアの広さや通信の安定性が大きな強みであり、また海外でも８２カ国で追加料金なしで使用できる点が大きなメリットになります。2021年1月14日にNTTドコモの井伊社長がahamoをファミリー回線の対象としてカウントすることを明言しました。これによりdocomoギガホ回線のサブ回線としてahamo使用時にギガホ回線でファミリー割引が適用されます。
料金改定により5分間の通話定額を含み2,970円になりました。

(2021年3月1日11:00更新）